キャッシュレスの導入を検討しているけど、導入方法にお悩みの事業者様も多いのではないでしょうか?

「導入に必要な費用は?」、「導入するときに気を付ける点は?」など、色々と混乱する部分があるでしょう。

そこで本記事では、キャッシュレスの導入方法をまとめました。

キャッシュレスの導入を検討している事業主様の参考になれば幸いです。

 

※キャッシュレスの概要や小売業がキャッシュレスを導入するメリットは、別途まとめています。キャッシュレスの知識に自信のない人は、先に下記の記事からご覧ください。

初心者でも分かる!キャッシュレスの仕組み・種類をわかりやすく解説

 

※「小売業でキャッシュレスが需要上昇中!?5つのメリットと3つの課題」の記事の挿入もお願いします。

 

何から始めればいい?キャッシュレスを導入する方法

キャッシュレスを導入するには、カード会社と契約を結ぶ必要があります。

ただ、契約方法には「直接契約」と「決済代行会社経由の契約」の2種類存在します。

2つの違いは何なのでしょうか?それぞれ解説します。

直接契約

直接契約とは、キャッシュレスを提供しているサービス会社と個別的に締結を結ぶ契約方法です。

例えば、クレジットカードの場合はVISAやJCBなど、複数のブランドがあります。

VISAを使うならVISA、JCBはJCB、とブランドごとに契約を行わなければなりません。

また、会社ごとに運用や売上管理を行う必要があるため、手間がかかります。

しかし、その分後述する決済代行会社経由の契約に比べて、手数料を安めに抑えられます。

決済代行会社経由の契約

決済代行会社経由の契約は、事業者とサービス会社の中間に立つ代行会社と締結を結ぶ契約方法です。

決済代行会社を利用する場合、代行会社1社と契約を結ぶだけで、各サービス会社との手続きを行ってくれます。

また、決済代行会社が用意する端末を1台用意するだけで、複数の決済サービスを利用できます。

さらに、サービス会社ごとに管理を行う必要もなくなるため、人件費や工数をカットできて効率的です。

直接契約に比べて手数料は高いですが、これらの内容を踏まえると、一概にどちらが損・得かは言えません。

キャッシュレスの導入で発生する費用の相場

キャッシュレスは導入するときはもちろん、導入後も費用が発生します。

キャッシュレスで発生する4つの費用をまとめました。

決済用の端末

クレジットカードやデビットカード、電子マネーを導入する場合は、専用の端末を用意しなければいけません。

端末は1台につき2万円~5万円が相場ですが、中にはキャンペーンで無料提供している会社もあります。

スマホ・タブレット端末

スマホやタブレットから行うオンライン決済を導入する場合は、店側でも端末を用意する必要があります。

端末の料金は旧型や最新型、業者などで大きく変動するので一概には言えません。

また、サービス会社によっては端末を指定してくることもありますので、事前に調べてから用意しましょう。

決済手数料

決済手数料は、決済ごとに手数料が発生します。

例えば、決済手数料3%で1,000円の決済が行われると、30円の手数料が発生するというイメージです。

手数料は大体3%~5%が相場で、そんなに高くはありません。

通信費用

キャッシュレス決済は、インターネットを通じて決済処理を行うので、モバイル回線やWi-Fiなどのインターネット環境の設置が必須です。

また、それに伴い毎月通信費が発生することを頭に入れておきましょう。

料金は業者で異なりますが、4,000円~6,000円程度が相場です。

また、業者によっては回線工事を要しますので、キャッシュレス決済を導入する際は早めに契約を行いましょう。

キャッシュレスを導入するときの注意点 ※決済代行会社と契約する場合

キャッシュレスの契約方法は2種類あると解説しましたが、決済代行会社経由で契約を結ぶ場合は、いくつか気を付けてほしいことがあります。

3つの注意点をまとめました。

セキュリティ

セキュリティには必ず目を通しましょう。

なぜなら、顧客の個人情報に関わってくることだからです。

仮にカード情報が流出すれば、社会的な信用を失い、事業の継続にも支障をきたします。

「セキュリティ認証がされているか?」、「代行会社の取引先」など、利用前にしっかりとリサーチしておきましょう。

入金サイクル

「月末締めの翌月10日払い」、「15日締めの翌月5日払い」など、代行会社ごとに入金サイクルは異なってきます。

入金サイクルの都合で運転資金に影響が出るようでしたら、入金サイクルも視野に入れた上で選ぶようにしましょう。

システムの使い勝手

セキュリティや決済手数料も大事ですが、システムの使い勝手も大事です。

決済時の処理が遅かったり購入までの手続きが複雑だったりすると、顧客の購買意欲を下げる恐れがあります。

そうなると、売上にも影響してきますので、契約前のお試し利用で操作性を確認しておきましょう。

まとめ

キャッシュレスの導入はややこしい部分が多く、正直大変なこともあるかもしれません。

しかし、導入することで会計作業が効率化できたり、新規顧客の獲得に繋がったりするなど、多くの恩恵を受けられます。

事業の発展化を願って、前向きにキャッシュレスの導入を検討してみてください。

また、キャッシュレスの導入を成功させるためにも、本記事がお役に立てば幸いです。